小さな飲食店がスマレジを検討するときは、客席数より「どの作業をシステムにつなげたいか」から考えると選びやすくなります。会計と売上確認だけなら無料プランを確認し、客席注文から厨房への伝達まで必要なら飲食店向けプランを比較する、という順番です。

飲食店だから自動的にフードビジネスを選ぶのではなく、必要な機能と追加費用を照合しましょう。

主要プランを、必要な仕事から見る

確認日時点の公式月額は、スタンダード0円、プレミアム5,500円、プレミアム プラス8,800円、フードビジネス15,400円です。有料プランは1店舗あたり・税込。スタンダードは1店舗のみという条件があります。スマレジの料金プラン

選択の目安は次のとおりです。

  • 基本的な会計を始めたい:スタンダードの範囲を確認
  • 複数店舗の管理が必要:プレミアムを確認
  • 顧客・ポイント管理や電話サポートが必要:プレミアム プラスを確認
  • 客席注文や厨房伝票、モバイルオーダーが必要:フードビジネスを確認

これは公式の機能差をもとにした選び方の整理で、各店に必要なプランを確定する診断ではありません。周辺機器や外部サービスを含む実際の構成は、見積もりで確認します。公式プラン別機能一覧

カウンター会計の店と、客席注文の店では違う

注文と支払いをカウンターで済ませる小さなカフェなら、まず商品入力、割引、持ち帰り、レシート発行など、会計の基本操作が店の運用に合うかを確かめます。レジ以外の機能が多いことだけで、上位プランを選ぶ必要はありません。

客席で注文を取り、厨房へ送る飲食店なら、注文の追加・取消し、席の移動、料理と飲料の伝票の送り先などが確認ポイントになります。フードビジネスにはオーダーエントリー、キッチン伝票出力、モバイルオーダーなどが案内されています。スマレジのフードビジネス機能

紙伝票をなくすこと自体をゴールにするより、どこで注文の確認が重複しているかを書き出してから試すと、必要な機能を絞れます。

月額15,400円の意味を、自店の作業で考える

フードビジネスの月額15,400円は、12か月で184,800円です。これは月額部分だけの単純計算で、機器や決済手数料などを含みません。

たとえば、この金額を人件費の目安として仮に時給1,400円で割ると月11時間分です。ただし、操作時間が減っても、そのまま支払人件費が減るとは限りません。人員配置を変えられるのか、接客や仕込みに時間を回せるのかで、得られる効果は違います。

有料機能を試す際には、「注文転記」「伝票確認」「レジ締め」など、変えたい作業を一つ決めて時間を測ってみましょう。本サイトは削減時間や売上増加を実測・保証していません。

機器と端末追加は、月額に全部含まれない

フードビジネスのハンディ利用は1店舗5台まで、追加は1台あたり月額1,540円税込という案内です。ここでいう利用台数の条件と、端末そのものの購入代は区別して見積もってください。スマレジの端末数・追加料金の注記

見積もりでは、POS端末、ハンディ端末、厨房・会計用プリンター、ネットワーク設定、導入作業、有料アプリ、決済連携の費用を確認します。POSの月額が分かっても、キャッシュレス決済の料率まで確定するわけではありません。

解約とプラン変更も、導入前に読む

スマレジの公式ヘルプでは、月途中の解約に日割り返金はなく、翌月の請求を避けるためには申請期限に注意が必要と案内されています。月末になってから判断すると間に合わない場合があるため、利用予定と合わせて確認しましょう。スマレジの料金・解約に関する案内

また、退会すると店舗・商品・売上などのデータが削除され、復旧できないという案内があります。利用を減らしたいだけなら、無料プランへの変更なども確認対象です。必要なデータを保存する方法も、契約を終える前に調べてください。スマレジの解約案内

導入相談で確認する5つのこと

  1. 今の会計と注文の流れを、どのプランで再現できるか
  2. 必要な機器と初期設定を含む総額はいくらか
  3. 決済連携、有料アプリ、追加端末に別料金があるか
  4. 忙しい時間帯に必要なサポートを使えるか
  5. 1店舗・少人数の構成で試せる範囲と、変更・解約の条件は何か

会計中心で始めるならAirレジとSquareの比較も同じ条件で確認してみてください。店の業務を増やさず、必要な仕事を無理なく処理できる構成を選ぶのが基本です。

本記事は公式公開情報の整理です。すべての機能の実機テストや店舗での導入効果を主張するものではありません。料金・提供内容は申込時に改めて確認してください。

次に、毎月のカード手数料を試算条件をそろえると、数字の違いが見えてきます。

手数料シミュレーターを開く